ブランデー(ブランディ、brandy)は、果実酒からつくった蒸留酒の総称。語源はオランダ語の「焼いたワイン」を意味する brandewijn から。明治時代の辞書『袖珍獨和新辭林』によれば葡萄地酒と訳されている。
主に白ブドウのワインを蒸留して樽に入れ、熟成して製造する(熟成期間は5 - 8年。種類によっては25年以上熟成させる。熟成させすぎたものは新しいものとブレンドして若返らせる場合もある)。単にブランデーと言った場合は通常ブドウが原料のワインを蒸留して作られたものを指すが、リンゴから作ったアップル・ブランデーやサクランボから作ったチェリー・ブランデーも存在する。アルコール度数は40度弱から50度程度である。
VO very old (とても古いブランデー)。11 - 15年熟成させたもの。 VSO very superior old (とても優れた古いブランデー)。16 - 20年熟成させたもの[1]。 VSOP very superior old pale (とても優れた古い澄んだブランデー)。20 - 30年熟成させたもの[1]。 コニャック・アルマニャックの場合は、蒸留後最低でも5年を経た原酒を使用したものだけが表示可能。 それ以上のグレードになると、通常は下記の称号が与えられており、等級別に価格がさらに上がっていく。 VVSOP very very superior old pale (とてもとても優れた古い澄んだブランデー) ナポレオンクラス - XOクラス - エクストラクラス 44 - 45年(XO)、70年(エクストラ)熟成させたブランデー。