クラシックな「サイドカー」をベースに、ブランデーの代わりにウイスキーを使用したツイストカクテル。ウイスキーの深みと柑橘の爽やかさが絶妙に調和し、大人の味わいが楽しめる一杯です。
「ウイスキー・サイドカー」は、伝統的なサイドカー(ブランデー+ホワイトキュラソー+レモンジュース)のレシピをアレンジしたもので、ウイスキーの個性が前面に出る仕上がりです。バーボンやスコッチを使うかによって風味が大きく変わるのも特徴。甘酸っぱい中に、ウイスキー特有のコクやスモーキーさが加わり、飲みごたえのあるカクテルとなっています。
クラシックで落ち着いた印象を持ちつつ、ややカジュアルな印象も与えるカクテル。重厚なバーのカウンターはもちろん、ホームパーティーなどで少し特別な一杯として振る舞うのにも適しています。レモンの香りが軽やかさを演出し、季節を問わず楽しめます。
「サイドカー」という名前は、第一次世界大戦中のフランスで、オートバイのサイドカーに乗ってバーに通っていた将校にちなんで名付けられたと言われています。ブランデーをウイスキーに変えることで、ヨーロッパ的な印象から、アメリカ的な骨太さを感じさせるアレンジとなります。
グラスはシュガーリムにして、甘みのアクセントを加えるのもおすすめ。バーボンならまろやかで飲みやすく、スコッチならピートの香りが加わり個性が際立ちます。氷を入れずシェイクして提供するスタイルが一般的ですが、オン・ザ・ロックにアレンジしても美味しくいただけます。