パスティスは元々、ニガヨモギを加えて作る香草系リキュールアブサンの代替品として生み出された。
マルセイユ産のスターアニスと、リコリス、フェンネル等のハーブにより風味付けされている。
アルコール度数は40-45度と強く、甘口だが、強烈なアニス風味が特徴。特にフランスのマルセイユで作られ、アルコール度数45度以上かつ、アニスが1リットルあたり2グラム以上含まれるものには 「Pastis de Marseille(パスティス・ド・マルセイユ)」と表示されることが認められる。
フランスでは特に南部地方を中心に食前酒として愛飲されてきた。